(天聲人語)戀に破れ、酒におぼれ

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 〈白玉の歯にしみとほる秋の夜の酒はしづかに飲むべかりけり〉。秋も深まると口をついて出る若山牧水の歌である。人生の山坂を知り抜いた大人が、酒の心得を若者に教え諭すような場面が浮かぶ▼実はこの歌、度を過ぎた深酒で亂れた自分を反省するという含意があると知ったのは、俵萬智さんの評伝『牧水の戀』を読んだから…

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