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コロナ飲み薬で入院リスク9割減 ファイザー、臨床試験の中間結果

新型コロナウイルス

ワシントン=合田祿、ニューヨーク=真海喬生
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 米製薬大手ファイザーは5日、開発中の新型コロナウイルスの飲み薬が、ワクチン未接種で、重癥化しやすい持病などがある人の入院リスクを89%減らせたとする臨床試験の中間結果を発表した。米食品醫薬品局(FDA)に近く緊急使用許可を申請する。

 臨床試験に參加した約1200人を分析した。新型コロナを発癥後、3日以內にのんだ389人のうち、入院は3人で、死者はゼロだった。一方、偽薬をのんだ385人では27人が入院し、7人が亡くなった。副作用も軽いものがほとんどで、割合も偽薬と変わらなかった。結果を受け、第三者機関は、試験規模を拡大するための參加者の追加を中止するよう推奨した。

 ファイザーのブーラ最高経営責任者(CEO)は「パンデミックを止める、本當のゲームチェンジャーだ」とする聲明を出した。

 発表を受け、米ニューヨーク株式市場時間外取引でファイザーの株価は10%超値上がり。経済活動が再開するとの期待から、米大手航空會社など旅行関連の株価も軒並み値上がりしている。

 ブーラ氏は5日、米CNBCテレビのインタビューに対し、FDAへの緊急使用許可申請について、「感謝祭の日(11月25日)までに提出したい」と述べた。

 飲み薬は、米製薬大手メルクが開発した「モルヌピラビル」の販売を英當局が4日、承認した。メルクはFDAにも緊急使用許可を申請している。(ワシントン=合田祿、ニューヨーク=真海喬生)

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