「飛行機予約、涙出るかも」入國緩和で留學生 長い「鎖國」に弊害

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狩野浩平、玉置太郎、小林太一
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コロナ感染対策を施して日本語の授業に臨む海風日本語學舎の留學生ら。入學予定だが入國できていない學生もいる=2021年1月、大阪市生野區、玉置太郎撮影
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 新型コロナウイルスの水際対策で、外國人留學生らの入國制限が大幅に緩和されることが5日、発表された。「やっと日本に」「少しでも早く入國を」。「鎖國」とも稱された狀態が解消に向かうことに、留學生と受け入れ側の両方から歓迎の聲が上がった。

 「遅くまで勉強した思い出の図書館でまた勉強したい」。韓國人の金(キム)剛山(ガンサン)さん(22)は留學生の受け入れ再開を喜ぶ。

 大學生で日本に渡って関西學院大學に入學し、2019年4月に兵役のためにいったん帰國した。その間に新型コロナが広まり、21年春に復學したときには入國できなくなっていた。

「卒業したいのは関學」待った日々

 日本人學生が対面で受けている授業も、オンラインで參加するしかない日々。「これは留學といえるのか」と悩んだこともある。入國制限緩和に関するうわさが流れるたび、韓國の日本大使館に電話で確認したが期待外れに終わり、肩を落とした。同様の境遇に置かれた留學生仲間の中には、退學して母國の大學に入り直す人もいた。自身も韓國の大學に移るか悩んだが、「卒業したいのは関學だ」と思い、制限緩和を待った。

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金(キム)剛山(ガンサン)さん=本人提供

 目標とする社會福祉士の資格取得のために必要な実習は今年は既に終わっており、「もう少し早ければ」という思いもある。入國は急がず、春休みに合わせて來日し、4年目の大學生活を日本で過ごすことを楽しみにしている。

留學生たちは制限緩和を歓迎します。だが、他國より長引いた制限で弊害も出ていると、専門家は指摘します。

 すでに入國している留學生も…

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