AIの日本酒ソムリエ、京都で人気 「夕暮れの散歩道」、どんな味?

朝倉義統
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 京都市下京區居酒屋?京都酒蔵館で、10月から人工知能(AI)の「日本酒ソムリエ」が5臺、活躍している。西日本では初導入で、カップルの客らに受けているという。

 香りをITで體験化する東京のAIベンチャー企業「SCENTMATIC(セントマティック)」が開発した酒ソムリエAI「KAORIUM for Sake」。米國で日本酒を広める活動をしてきた酒ソムリエ赤星慶太さんの感性や、日本酒の複雑な風味の表現を學習させた。

 白ブドウやライチ、いぶりがっこなど具體的な食材の味わいとともに、「南國の夕暮れに吹く風」「心癒やされる森林浴」「西日に輝く稲穂」「夕暮れの散歩道」「帰り道に眺める青空」などの情景的な表現を交え、その風味を色の違う円の大きさと言葉で伝えてくれる。

 同店で提供する京都府內の30の酒蔵の酒すべてをAIソムリエが紹介している。15種類の利き酒セット(稅込み1980円)を注文したカップルの客らが、お互いの味覚とAIの表現を比べて盛り上がっているという。店長の林剛司さんは「有名なソムリエを5人も雇えませんが、AIが対応してくれて助かっています」。(朝倉義統)