ボージョレ?いやいや「山梨ヌーボー」が解禁 今年の評価は★いくつ

永沼仁
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 山梨県産ブドウの甲州やマスカット?ベーリーAでつくられた新酒ワイン「山梨ヌーボー」が3日、解禁された。県ワイン酒造組合などは、イトーヨーカドー甲府昭和店で県內33ワイナリーを集め、2年ぶりとなる試飲イベントを開催。待ちかねた愛飲家らが味や香りを確かめながら、お気に入りの一本を買い求めた。

 組合によれば、ブドウの収穫年の評価を示す「ビンテージチャート」は、5段階評価で真ん中の三つ星(平年並み)。8月初めまでは雨量が少なくブドウにとって良い天候だったが、お盆の頃の長雨や低溫で質や量に影響が出たという。安蔵光弘會長は「今年は四つ星に近い三つ星。ブドウに酸味がしっかり殘っており、フレッシュな果実感が楽しめる」と評した。

 組合では昨年、イベント會場での試飲をコロナ禍で中止に。今年は全國的に感染狀況が小康狀態となり、県內の認証制度の基準に合わせて復活させた。「客に対面しながらアピールできるのはありがたい。今後に期待できる」と、ワイナリー側も元気を取り戻した様子。來場者も「比べて選べるのは、やっぱりいい」と笑顔だった。

 首都圏からの観光客の姿もあった。ワイナリー巡りに來たという東京都の金融業の男性は「日本ワインに良いものがあることを再確認できた」と話していた。(永沼仁)